アンチエイジングとセサミンの気になる関係

ゴマの抗酸化パワーとは?

ゴマの歴史

栄養の宝庫ともいえるゴマ。では、そもそもゴマにはどのような歴史があるのでしょうか。驚くべきことに、ゴマは、6000年以上も前にアフリカのサバンナ地帯で栽培されていたといわれ、そこからエジプト、インド、中国などさまざまな地域へと伝わっていったと考えられています。

エジプト
紀元前4000年につくられたピラミッドからゴマが発見されており、古代エジプトでは、食用、灯火用、香料、ピラミッドの防腐剤などに使われていたといわれています。
インド
紀元前3000年頃伝わったといわれていて、インドに数千年前から伝わる医学(アーユルヴェーダ)では、ゴマ油で煮た薬草を体に塗るなど、治療に役立てられていたことが示されています。
中国
インドとほぼ同時期に伝わったようで、紀元前3000年頃の遺跡から黒ゴマが出土。最古の薬物書「神農本草経」にも不老不死の秘薬として、ゴマが紹介されています。現代でも漢方の生薬として役立てられています。
日本
縄文時代の後期あたりに栽培が始まったという説や、飛鳥時代の「大宝律令」にゴマの記載があること、奈良時代に栽培されはじめたという説など、いろいろな説があるようですが、いずれにしてもかなり古くからなじみのある食品だったことには間違いなさそうです。

以上のようなことからも、ゴマがはるか昔から健康食品として世界各地で 重宝されてきたことがわかりますね。