山田養蜂場
はるか昔から栄養が豊富な食品であることが認知されてきたゴマ。実際にマグネシウム、マンガン、カルシウムなどのミネラル、ビタミンB1やビタミンEなどのビタミン、脂質、タンパク質など、さまざまな栄養成分がたっぷり含まれ、抗酸化作用をはじめ、コレステロール低下作用、抗高血圧作用、疲労回復などに効果があるといわれています。また、ゴマには、主に黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマがありますが、黒ゴマは肝臓や腎臓の機能をより高めるといわれています。白ゴマにおいては、江戸時代の食物書である「本朝食鑑」に肺機能を高めるという記載がされています。一方茶ゴマは、黄ゴマ、金ゴマなどとも呼ばれ、香りがよく、コクもあり、特にゴマ油の原料に適しています。栄養分での差はほとんどないといわれていますが、黒ゴマは、ビルベリーなどにも含まれているアントシアニンなどのポリフェノールを多く含んでいるといわれています。