山田養蜂場運営の研究拠点「山田養蜂場 健康科学研究所」が発信する、情報サイトです。ミツバチの恵み、自然の恵みについて、予防医学と環境共生の視点から研究を進めています。
細胞の長寿を促す長寿遺伝子。レスベラトロールは、その長寿遺伝子の働きに関わる成分として注目されています。「長寿遺伝子」って?好奇心いっぱいのみっちは興味津々です。
みっち: | 長寿遺伝子ってすごいね。 |
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ハチロー博士: | そうだろう? ところがね、その長寿遺伝子は普段は眠っているんだ。長寿遺伝子に目を覚ましてもらうには、食事のカロリーを制限するといいってこともわかってきたのだよ。みっちは「腹八分目」ってわかるかな? |
長寿遺伝子は誰もが持っていますが、ほとんどの場合、眠ったままで働くことがありません。ところが、食事のカロリーを制限し、体を一種の飢餓状態にすると長寿遺伝子が働きはじめます。この遺伝子は、生物が常に飢餓状態を乗り越えてきたことに関係しているようなのです。
長寿遺伝子は、活性酸素を抑制する物質をミトコンドリアに分泌させることで、活性酸素を減らし、老化を防止します。。
みっち: | 「腹八分目にしてね」って、ママがパパによく言っているよ。でも、パパは腹八分目でがまんするのは難しいみたい。 |
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ハチロー博士: | マウスによる実験では、カロリーを60%に抑えた場合に最も寿命が伸びるという報告もあるよ。だけど、みっちの言うとおり、カロリー制限を続けるのは難しい。そこで、長寿遺伝子を目覚めさせる「レスベラトロール」という成分が注目されているのさ。 |